アメブロでブログを書いております。
2014年
3月
01日
土
ここのところ、体調が優れず、ダウンしておりました。
というのも、どうやらPM2.5の影響のようです。皆さんは大丈夫ですか?
2月の間に自宅で主人が講師をしているギター教室の宣伝用チラシの制作と配布が始まりました。今回のターゲットは退職された男性、園児と小学生だったので、2パターンのチラシを考えなければなりません。我が家には園児の娘がおりますから、ご両親が習い事に求めるものについてはなんとなく分かりますが、60代以上の男性の気持ち・・・
これは難しい(^-^;
そこで、私の生徒さんの60代男性のYさんに、作成したチラシを見て頂き、ご意見を聞かせて頂きました。
Yさんはとてもおしゃれでセンスが良くて、思慮深い方です。フルートもとても気持ちを込めて表現することを大切に演奏されます。
チラシに関しても
・もう少し文章を少なめに
・縦書きの間に横書きの文字も効果的
・地図はもっと大きく
などなど細かく指導して下さいました。とても参考になり、帰ってからまたチラシを練り直しました。
そしてまたYさんの次のレッスンの時、今度はなんとキャッチコピーを3つ程考えて持って来て下さったんです!
いや、正直驚きました。そんなに気に掛けて頂いたなんて!
本当に嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
もちろん主人にも見せ、Yさんの話をすると、
「これはかなり参考になった」
と喜んでいました。
私が一番感心したものは・・・
あなたが演奏する喜びを周りの方にも分けてあげてください。
退職後も趣味を見付けいきいきしているお父さんを見て、娘や息子はきっと嬉しいですよね。奥様も同じ事だと思います。
自分が楽しむだけでなく、家族をも安心させ喜ばせている、なんてことは、私たちには思い付きませんでした。
そしてYさんは、きっとそういうことも大切にしていらっしゃるんだと思います。
ありがとうございました!!
2013年
12月
05日
木
12月に入りましたね。そろそろ年末の予定も決まった頃でしょうか?
この時期になるとお勤めの方も学生さんもお忙しくなるので、レッスンもお休みされることがあるんですが、嬉しいことにお問い合わせのお電話を頂き、早速体験レッスンを受けに来られました!
中学の3年間ブラバンでフルートを吹かれて、その後就職されてから再開。現在アマチュアの楽団で演奏されているそうです。
今まで専門の先生についたことがなかったそうで、音は少し細い感じ。姿勢やフルートの構えも少し癖がありました。
でも、とても素直に楽器を鳴らしている印象を受けました。
まずは失礼ながらマウスピースだけで吹くところから始め、息の出る方向やよく鳴る角度を確認してから楽器を取り付けました。正しい姿勢の説明をして吹いてもらうと、それだけのことでグンと音量が上がり、良く響く音に変化しました。やはりとても素直な方です。
これからは基礎の部分を強化しつつ、楽団で演奏される曲を中心にレッスンを進めていくことになりそうです。
体験レッスンのあった晩に「ソロを任されてもビシビシ吹けるようにがんばりましょう」とメールを送りました。
生徒さんから
「目から鱗のことばかりでした・・・とても楽しかったです」
とお返事を頂きました。
体験レッスンを受けようかな、と考えていらっしゃる方は、どんな先生か分からないし、なんだか緊張してしり込みする気持ちもあるでしょうね。
でも、先生の立場でもそれは同じことなんですよ。お問い合わせ頂いてワクワクする一方、どんな方が来られるかな、とドキドキもしています(^-^;
でも、''フルート好き''の共通点は強い!
ぜひ勇気を出してお問い合わせ下さい!
私も勇気を持ってお迎えします(^0^)
2013年
11月
18日
月
田中理絵フルート教室は、私の実家でレッスンしています。
レッスンの間、娘はおばあちゃんやおじいちゃん、時には従姉やおじちゃん、おばちゃんと一緒に遊んでもらっています。
私が子供の頃は、祖父母宅も愛媛で遠く、年に1度会うか会わないか程度で、おじいちゃんはとても怖い人でしたし、優しいおばあちゃんもたまにしか会わないのでそんなに親しげに出来ませんでした。
それとは正反対の娘。おじいちゃん、おばあちゃんとは毎週末会うので遠慮がありません。ある意味羨ましいな・・・
さて、須磨では土曜日にレッスンしていますが、先週末は延長して日曜日も両親に娘を預けて、友人と神戸市北区、箕谷駅近くの「Roi Fr」さんでランチしてきました。
中学以来付き合いが途切れることなく続いている友人です。
私がクラシック音楽に目覚め始めた中学生の頃、好きになった曲を彼女に紹介してテープ(古っ;)を聞かせたりしていました。今思えば、そんなことして彼女は楽しかったのかどうか分かりません。
でも、彼女は今もコンサートに出掛けるのが好きだし、私の音楽仲間とも親しくなり、私が行けなくても、演奏を聞きに行くこともあるそうです。
現在彼女は某大手スポーツ用品メーカーでバリバリと働くキャリアウーマン。来年は結婚も控えているようです!何だか輝いていました。
イイ刺激を与えてくれる良き友。これからも何かあれば、慰め、励まし合い、お互いいつも変わらないでいたいと思います。
2013年
9月
16日
月
9月はまだまだ暑いかと思いきや、台風や雨が続けば急に肌寒くなったり、体調を壊しやすいですよね。そして腰痛持ちの私には辛い季節でもあります。
先日生徒さんでやはり腰痛持ちの方が、
「テレビで見た腰痛体操をだまされたと思って1か月続けてみようと思って、現在2週間目なんだけども、ちょっと調子良いような気がしますよ。治ったら先生にも教えてあげます。」
とお話して下さいました。
この時私は〝だまされたと思って1か月だけ”という言葉に
「ああ、それなら私にもできるかも!」
と思ってしまいました。甘いかな?甘いかもな・・・私はフルート以外長続きしたもの無いし・・・本当はずーーーーっと続けないといけないことくらい分かってますよ!
だけど、何かを始める時、しかも苦痛が伴ったりする場合はなおさら、期限付きで頑張る!と決めると、重い腰も軽く上がるかも!?
2013年
9月
01日
日
どんな楽器でも、ある時伸び悩む時がありますが、フルートって結構壁にぶつかる頻度が高いかもしれないな・・・
なんて書いちゃうと、これから習おうかと思ってくれている方に引かれちゃうかも?
私のフルート人生のスタートは、ただただ楽しい~~♪というような、浮かれた感じでした。ラッキーなことに高校生の頃から大学講師の先生について学び、またその師匠は穏やかなお人柄で、厳しいことを言われる時もけっして怒鳴られたりしたことがありません。
私が初めて壁にぶち当たったのは大学3回生になってからでした。今思えば、それまでは本当に暢気に吹いていただけかもしれません。
正直、大好きなフルートですから、1日何時間練習しても苦ではありませんでしたし、師匠はやたら宿題の多い方だったので、1週間後のレッスンに間に合わすべく必死で練習していたんです。
ある時ふと気付くと、レッスンの時どんなエチュードを吹こうが、どんな曲を持っていこうが、同じことしか言われなくなっていたのでした。
「そこにフォルテと書いてあるから大きく吹いたんやな。メノモッソと書いてあるからゆっくり吹いたんやな。田中の演奏は、頭で吹いてる。もっとここで吹きなさい。」
と胸の辺りをポンポンと叩いていらっしゃいました。
何か月もそう言われ続け、私はついに限界を迎えてしまいました。初めての壁です。初めてフルートを辞めたいと思った時でした。
そしてある方に相談したんです。その方は、ご自身も何度も挫けてきたとおっしゃいました。そのお話を聞かせて頂いた最後に、
「でも、昨日より今日、今日より明日はもっと上手になりたいと思っているうちはやめたらあかん!」
と言われたんです。私の心にグサグサと突き刺さったのでした。まさに、〝上手になりたい、なれないジレンマ”に悩まされていたのですから・・・。そしてそのお言葉に救われたのです。
とはいえ、私もそれから以降また何度も壁に遭遇し、フルートへし折ったろか!くらいのことは考えたことあるんですが、必ずこのお言葉を思い出し、自分に問いかけています。
もっと上手になりたいのか?そのための努力や時間をついやせるか?と。